当協会の活動方針

二次障害のない確かな自立を目指して

現在、発達障害の社会的認知、支援のための法整備も進み、発達に凸凹のあるお子さんへの支援、特に幼少期、学齢期の支援(学校教育・療育・放課後デイサービス等)は日に日に拡充していっています。

しかしながら、教員や放課後デイサービス等従事者などの支援者の理解や対応スキルはまだ十分ではないとも言えます。ご家庭と学校等との間で共通理解ができず親御さんが不必要な心労を抱えたり、最悪の場合、トラブルに発展してしまったりという事も多いように見受けられます。

また、お子さんへの支援は拡充しつつあるものの、家庭での子育てそのものにまでサポートが有るわけではありませんので、定型発達のお子さんの子育て以上に親御さんの悩みや疲労は大きいものがあると感じています。

一方、高校等を卒業してからの就労環境は、未だ発達特性のある方にとって安心して働ける環境とは言い切れません。特に、障害者雇用枠による雇用ではない軽度の発達障害の方やいわゆるグレーゾーンと言われる方たちの就労環境は厳しいものがあります。

なぜなら、子どもへの支援、理解と比べ、企業経営者や人事担当者の方が発達障害について知り、雇用者に配慮することを学び、理解する機会があまりにもないからです。

労働環境が特性に配慮されたものでないために、精神的な負荷が知らずしらず蓄積し、二次障害を併発してしまうことも少なくありません。

当協会では、このような状況を踏まえ、発達に凸凹のある方が二次障害を起こすことなく「真の自立」をしていくことを目指して活動を行っています。

主な活動

1 保護者子育てサポート

発達凸凹のあるお子さん(グレーゾーン含む)の子育て支援。及び親御さんのメンタルサポート。

就労後、発達特性に十分な配慮のない労働環境、社会的環境下であってもお子さんが二次障害を起こさない自己肯定感の高いマインドを事前に形成することを目的としています。

2 学校生活相談

担任の対応や学校の発達支援が適切でないと感じる、学校への支援依頼方法がわからないといった、お子さんの学校生活に関わる相談、アドバイス。

3 教員支援

発達凸凹のある児童・生徒との関わりが上手くいかない、発達に凸凹があっても自己肯定感の高い子どもに育てたい、等の先生方の悩みに対するケーススタディや基礎知識の習得の場の提供。

4 企業雇用支援

発達特性があるかもしれない社員を雇用されている企業様に対し発達障害を理解してもらい、企業、社員双方にとって発達特性をプラスに変えていくための環境整備、支援。

セミナー、研修等を実施するだけでなく、個別の事案についてプライバシーに配慮したコンサルティングの実施。

 

発達に凸凹のある方は、過去に診断を受けた方だけではありません。グレーゾーンの方も全く本人に自覚がない方もいます。そんな方々でも環境が悪ければ二次障害を起こします。

当協会の代表は、教員として発達凸凹の子どもたちの育成に当たるとともに、親としても発達凸凹のある我が子を自己肯定感高く育て上げ自立を実現しています。

また、発達凸凹の二次障害として精神疾患を併発した家族と暮らしており、二次障害の生きづらさを実感している当事者の一人です。

発達特性がきっかけで自立できない、あるいは社会に出てから二次障害を起こして自立した生活が破綻する、そのようなことを未然に防ぐため、活動を推進してまいります。

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